小川観察会
| 開催日 | 2013年7月15日 |
| 場所 | 県立小川元気プラザ駐車場 |
| 報告者 | 事前説明 |
■[30周年記念行事] 野外観察会■[30周年記念行事] 野外観察会 [30周年記念行事] 野外観察会
開催日: 開催日:7月15日(月・祝日)7月15日(月・祝日)
集合場所:県立小川元気プラザ駐車場 集合場所:県立小川元気プラザ駐車場
観察地区:小川元気プラザ周辺 観察地区:小川元気プラザ周辺
参加者:34名 参加者:34名(一日会員5名)
世話人:大館一夫、近藤芳明、宮井正彦、栗原晴夫。 世話人:大館一夫、近藤芳明、宮井正彦、栗原晴夫。
報告:福島隆一 報告:福島隆一
撮影:河野茂樹撮影:河野茂樹
事前説明


開会の辞開会の辞鑑定風景鑑定風景


会長鑑定解説会長鑑定解説TV撮影TV撮影


大館副会長解説大館副会長解説西田氏鑑定結果説明西田氏鑑定結果説明
小川げんきプラザの野外勉強会は、例年10月に行ってきたが今年度は、30周年記念事業として梅雨明けの最もキノコの種類が多い季節に実施した。
30周年記念という事も有り、スーパーJチャンネルのスタッフが44人ほど見え、夏の毒キノコ特集を組んで戴いた。
会長挨拶、事務局の諸注意、諸連絡後、きのこに慣れていない人や一日会員の方は、会長が解説をしながら万葉の小路よりスタートした。
最初にクヌギ樹下でアカツボオオツルタケ(仮称)が見られ今年度はしっかり確認した。標本用に11本だけ採集し、他の個体はツボの色だけ確認しその場に残した。
今年は少し早めに切り上げ皆さんと一緒に昼食にした。食事後同定を行ったが、一時間足らずの間に100種を超えるキノコを鑑定するのは至難の業である。何時も私は自宅に持ち帰り調べたり、培養したりするが柔らかいキノコは、冷蔵庫に入れても時間との戦いであり苦労する。
予定通り15時には終了し解散した。今回以下の様なきのこが見られた。確認種確認種担子菌門、ハラタケ亜門、ハラタケ鋼担子菌門、ハラタケ亜門、ハラタケ鋼
**ハラタケ目**ハラタケ目
**ヒラタケ科**ヒラタケ科
ヒラタケ属 オオヒラタケオオヒラタケ、ツチヒラタケツチヒラタケ
**ヒドナンギュウム科**ヒドナンギュウム科
キツネタケ属 カレバキツネタケキツネタケ属 カレバキツネタケ
**キシメジ科**キシメジ科
サマツモドキ属 サマツモドキサマツモドキ属 サマツモドキ
**ツキヨタケ科**ツキヨタケ科
アカアザタケ属 アカチャツエタケアカアザタケ属 アカチャツエタケ
**ポロテレウム科**ポロテレウム科
ヒロヒラタケ属 ヒロヒダタケ
**ホウライタケ科**ホウライタケ科
ホウライタケ属ホウライタケ属オオホウライタケオオホウライタケ
**ガマノホタケ科**ガマノホタケ科
ヒメカバイロタケ属 ヒメカバイロタケヒメカバイロタケ属 ヒメカバイロタケ
**テングタケ科**テングタケ科
テングタケ属 ヒメコナカブリツルタケ、テングタケダマシ、ツルタケテングタケ属 ヒメコナカブリツルタケ、テングタケダマシ、ツルタケ、オオツルタケ
アカツボオオツルタケ(仮称)タマゴタケ、ガンタケ、コテングタケモドキ
シロタマゴテングタケ、アケボノドクツルタケ、シロテングタケ、コトヒラテングタケアケボノドクツルタケ、シロテングタケ、コトヒラテングタケ
コシロオニタケ、ハイカグラテングタケ、ハイカグラテングタケ、ハイイロオニタケ?オオオニテングタケオオオニテングタケ


オオオニテングタケ 撮影 栗原晴夫 オオオニテングタケ 撮影 栗原晴夫



コテングタケモドキ シロテングタケ ハイイロオニタケ?
**ハラタケ科**ハラタケ科
キヌカラカサタケ属 キツネノハナガサキヌカラカサタケ属 キツネノハナガサ
オニタケ属 オニタケ
**ナヨタケ科**ナヨタケ科
ヒメヒトヨタケ属 ヒトヨタケヒメヒトヨタケ属 ヒトヨタケ

ヒトヨタケ
**アセタケ科**アセタケ科
アセタケ属 不明菌2種アセタケ属 不明菌2種
チャヒラタケ属 クリゲノチャヒラタケチャヒラタケ属 クリゲノチャヒラタケ
**フウセンタケ科**フウセンタケ科
キショウゲンジ属 キショウゲンジキショウゲンジ属 キショウゲンジ
**イグチ目**イグチ目
**イチョウタケ科**イチョウタケ科
サケバタケ属 サケバタケサケバタケ
**クリイロイグチ科**クリイロイグチ科
クリイロイグチ属 クリイロイグチクリイロイグチ属 クリイロイグチ
**イグチ科**イグチ科
アワタケ属 アワタケ、クロアザアワタケ
キイロイグチ属 ハナガサイグチキイロイグチ属 ハナガサイグチ
ヌメリコウジタケ属 ヌメリコウジタケヌメリコウジタケ属 ヌメリコウジタケ
キアミアシイグチ属 オオミノクロアワタケ、オオミノクロアワタケ、キアミアシイグチ、ヨゴレキアミアシイグチヨゴレキアミアシイグチ
ヤマドリタケ属 コガネヤマドリ、 コガネヤマドリ、ニセアシベニイグチ、ツブエノウラベニイグチツブエノウラベニイグチ
二ガイグチ属 ミドリニガイグチ、キニガイグチ、クリイロニガイグチ二ガイグチ属 ミドリニガイグチ、キニガイグチ、クリイロニガイグチ、コビチャニガイグチ
ホオベニシロアシイグ
ヤマイグチ属 アケボノアワタケ、ウラグロニガイグチ
オニイグチ属 オニイグチモドキ、コオニイグチオニイグチ属 オニイグチモドキ、コオニイグチ
キクバナイグチ属 キクバナイグチ、セイタカイグチ、ミヤマベニイグチキクバナイグチ属 キクバナイグチ、セイタカイグチ、ミヤマベニイグチ
ベニイグチ属 ベニイグチベニイグチ



ハナガサイグチ ホオベニシロアシイグチ セイタカイグチセイタカイグチ**ベニタケ目**ベニタケ目**ベニタケ科**ベニタケ科
ベニタケ属 クサハツ、カワリハツ、カワリハツ、チギレハツ、ニオイコベニタケ、ケショウハツ
ウコンハツ、ヒブワレシロハツ、ヤブレベニタケ
チチタケ属 チョウジチチタケチチタケ属 チョウジチチタケ
**ウロコタケ科**ウロコタケ科
キウロコタケ属 チャウロコタケ、
ケシワウロコタケ属 ケシワウロコタケシワウロコタケ属 ケシワウロコタ**タマチョレイタケ目**タマチョレイタケ目**タマチョレイタケ科**タマチョレイタケ科
タマチョレイタケ属 キアシグロタケ近縁種、キアシグロタケ近縁種、スジウチワタケモドキ
シロアミタケ属 カワラタケ、アラゲカワラタケ、
マンネンタケ属 オオミノコフキタケ
ホウネンタケ属 ホウネンタケホウネンタケ属 ホウネンタケ
シュタケ属 ヒイロタケシュタケ属 ヒイロタケ
**ツガサルノコシカケ科**ツガサルノコシカケ科
ホウロクタケ属 ホウロクタケホウロクタケ属 ホウロクタケ
**シワタケ科**シワタケ科
エビウラタケ属 エビウラタケ
**所属科未定**所属科未定
オシロイタケ属 アケボノオシロイタケオシロイタケ属 アケボノオシロイタケ

アケボノオシロイタケ
ニクウチワタケ属 ニクウチワタケ
**タバコウロコタケ目**タバコウロコタケ目
**所属科未定**所属科未定
シハイタケ属 ハカワラタ
**アンズタケ目**アンズタケ目
**アンズタケ科**アンズタケ科
アンズタケ属 アンズタケ、ヒナアンズタケアンズタケ属 アンズタケ、ヒナアンズタケ
**キクラゲ目**キクラゲ目
**キクラゲ科**キクラゲ科
キクラゲ属 アラゲキクラゲキクラゲ属 アラゲキクラゲアカキクラゲ綱アカキクラゲ綱
**アカキクラゲ目**アカキクラゲ目
**アカキクラゲ科tidi**アカキクラゲ科tidi
ツノマタタケ属 ツノマタタケツノマタタケ属 ツノマタタケ子嚢菌門、盤菌綱子嚢菌門、盤菌綱
**チャワンタケ目**チャワンタケ目
**ノボリリュウタケ科**ノボリリュウタケ科
ノボリリュウタケ属 ナガエノチャワンタケノボリリュウタケ属 ナガエノチャワンタケ**クロサイワイタケ目**クロサイワイタケ目
**クロサイワイタケ科**クロサイワイタケ科
ヒポキシロン属 クロコブタケヒポキシロン属 クロコブタケ
以上 83種以上 83種種名の下側のアンダーラインは、栗原春夫氏が飯能で採集した物である。
種名の下側の波線ラインは、宮内幸子さんが上福岡で採集した物である。種名の下側の波線ラインは、宮内幸子さんが上福岡で採集した物である。種名の下側の波線ラインは、宮内幸子さんが上福岡で採集した物である。オオヒラタケに付いてオオヒラタケに付いてオオヒラタケに付いて 培養菌糸が伸長すると、白い柄の上にコレミウムと言う黒い液滴を大量に付ける。コレミウムは、オガクズ栽培しても、キノコの周辺や材周辺にも生じる特異なヒラタケの仲間であり、日本産は 培養菌糸が伸長すると、白い柄の上にコレミウムと言う黒い液滴を大量に付ける。コレミウムは、オガクズ栽培しても、キノコの周辺や材周辺にも生じる特異なヒラタケの仲間であり、日本産はPleurotus cystidiosus O.K.MillPleurotus cystidiosus O.K.Mill 和名(オオヒラタケ)1980年 和名(オオヒラタケ)1980年MycologiaMycologia青島と青島とPleurotus
abalonus S.J.Han,K.M.Chen.S.ChengPleurotus
abalonus S.J.Han,K.M.Chen.S.Cheng和名(クロアワビタケ)1987年日菌報、根田 古川がある。
両種の違いは、コレミウムを作るかどうかで判断できる。またクロアワビタケの縁シスチジアは褐色、硬膜であり、傘表面菌糸および傘シスチジアの表面に褐色の帯がある。
1982年台湾の茸類を勉強しようと1か月程各地を回りキノコを見てきた。台湾では、鮑茹(パウ クウ)と呼びどこでも売っており、ヒラタケよりも色が黒く大型で硬くしっかりした茸である。中華料理で食べたがとてもおいしく食べることができた。
私は熊農に勤務していた時に、アオギリとシラカンバでオオヒラタケを採集し確認している。また野外では、嬬恋の勉強会でシラカンバの生きた木の、切り枝部分に生えているのを確認している。
また平成11年の夏に人工栽培をおこなったが、ビン栽培も簡単にできる事が判った。25度以上で子実体の発蕈が良好であり熱帯や亜熱帯地域に適応したヒラタケの仲間である。
コレミウムの黒い液滴に興味があり、現在試験中である。


オオヒラタケのコレミュウムです。培養するとこの様に奇妙な分生胞子を形成します。オオヒラタケのコレミュウムです。培養するとこの様に奇妙な分生胞子を形成します。オオオニテングタケ等オオオニテングタケ等オオオニテングタケ等今回オオオニテングタケが飯能で採取され持参された。ユニチカ時代に2度見た事が有ったが、とにかく大型なテングタケの仲間である。埼玉県で初めて報告されるキノコであ今回オオオニテングタケが飯能で採取され持参された。ユニチカ時代に2度見た事が有ったが、とにかく大型なテングタケの仲間である。埼玉県で初めて報告されるキノコであ自然の博物館に標本として納めた。
またハイカグラテングタケも久しぶりに見たキノコであるが、夏場、山地のコナラ等の雑木林を歩けば稀に見られるキノコである。
ハイイロオニタケについては、神戸森林植物園で沢山見てきたが、今回小川で見たハイイロオニタケは、少し様子が違っていたので、?にしてみた。北陸のキノコ図鑑などを見ても、ササクレハイイロオニタケ(仮称)ハイイロオニタケモドキ(仮称)なども記載されているように何種かあるように思える。
アカツボオオツルタケ(仮称)についても自然の博物館に収めた。今後種の同定の時に役立つものと思う。
クロコブタケと簡単に同定するが、クロコブタケの仲間は、多くの種類が有り、肉眼だけで判断できるものではないという事も頭の片隅に置いておく必要が有る。