美の山公園観察会
| 開催日 | 2007年7月8日 |
| 場所 | 秩父郡皆野町・美の山公園 |
| 報告者 | 不明 |
■ 美の山野外観察会美の山野外観察会美の山野外観察会開催日:開催日:20072007年7月8日年7月8日**(日)(日)集合場所:秩父郡皆野町・美の山公園集合場所:秩父郡皆野町・美の山公園観察地区:美の山公園一帯観察地区:美の山公園一帯美の山公園一帯**美の山公園一帯 **参加者:**参加者:33名33名 世話人:富田 稔、大館一夫、西田 誠之、籾山 清世話人:富田 稔、大館一夫、西田 誠之、籾山 清


aaa22日前から曇り時々晴れの予報となり昨年に比べて参加者が倍増したので、配布資料が不足し時間ぎりぎりに来た人にはいきわたらず、申し訳ないことをした。大館副会長の挨拶、世話人と事務局からの説明・連絡のあとめいめい採取に出かけた。昨年より季節の進み具合が日前から曇り時々晴れの予報となり昨年に比べて参加者が倍増したので、配布資料が不足し時間ぎりぎりに来た人にはいきわたらず、申し訳ないことをした。大館副会長の挨拶、世話人と事務局からの説明・連絡のあとめいめい採取に出かけた。昨年より季節の進み具合が33日程度早く、その分テングタケ科、イグチ科、ベニタケ科のキノコが多く採取されると期待したが昨年と同じかそれ以下だった。日程度早く、その分テングタケ科、イグチ科、ベニタケ科のキノコが多く採取されると期待したが昨年と同じかそれ以下だった。
採取されたキノコは大館、西田、福島を中心に鑑定を行った。エントランス広場の一角で鑑定会を行ったので、アジサイ見物の人も多数覗き込んで、会員並みに質問する人もいた。今回最も注目を集めたのはバライロツルタケだった。埼玉県内では、採取されたキノコは大館、西田、福島を中心に鑑定を行った。エントランス広場の一角で鑑定会を行ったので、アジサイ見物の人も多数覗き込んで、会員並みに質問する人もいた。今回最も注目を集めたのはバライロツルタケだった。埼玉県内では、20032003年年77月の森林公園で採取されているが、菌懇会に入っている会員を除けば初めて見て名前を聞くキノコだろう。月の森林公園で採取されているが、菌懇会に入っている会員を除けば初めて見て名前を聞くキノコだろう。
講評での主な発言は講評での主な発言は
**福島**福島:�@バライロツルタケをみるのは:�@バライロツルタケをみるのは22回目である。回目である。
�A従来コフキサルノコシカケとされていたキノコで標高の低いところに発生するものはオオミノコフキタケの可能性が高く、断面を見ると区別ができる(西田からも補足説明があった)。�A従来コフキサルノコシカケとされていたキノコで標高の低いところに発生するものはオオミノコフキタケの可能性が高く、断面を見ると区別ができる(西田からも補足説明があった)。
�Bツガサルコシカケは針葉樹に生えるものと広葉樹に生えるものとでは見かけがまったく違う。 �Bツガサルコシカケは針葉樹に生えるものと広葉樹に生えるものとでは見かけがまったく違う。
�C名古屋の研究者がクロハツとニセクロハツは区別ができないといっているので、十分注意が必要である。�C名古屋の研究者がクロハツとニセクロハツは区別ができないといっているので、十分注意が必要である。
**大館**大館:�@ウコンハツには今日採取された個体のように傘の中央部と茎の根元の部分だけが黄色であとは白い個体がある。:�@ウコンハツには今日採取された個体のように傘の中央部と茎の根元の部分だけが黄色であとは白い個体がある。
�Aマツオウジは加熱が不十分なものを食べると中毒することがある。煮汁を使わない煮物にして食感だけを楽しむのがよい。�Aマツオウジは加熱が不十分なものを食べると中毒することがある。煮汁を使わない煮物にして食感だけを楽しむのがよい。
�Bヒロヒダタケはひだに縁どりがある。
**西田**西田西田:日本のキノコの命名は外国の文献に掲載されているものを当てはめることが多かったので、今後名前が変わったり、数種類に分かれる可能性がある。
(以上富田)
当日採集を始める前に、福島先生が、参加者全員に、サビハチノスタケの説明をされ、「この熱帯産のきのこが、温暖化の影響か、北上しており、稀ではあるが、日本各地で少しずつ見つかっている、私も探しているが、まだ埼玉や北関東では見つけられないでいる。
コナラや桜の枝に生えていることが多いので、是非、本日は、皆さんで探してみて下さい」というお話を、特別なお願いとしてされました。
残念ながら、当日は見つかりませんでしたが、皆さんも、サビハチノスタケは、どんなきのこか見たことがない方がほとんどだと思います。
それで、ついでながら、私が今年の5月14日、奥多摩大丹波川、源流で、採集したもの(現物は、菌類懇話会で、保管中)の写真を、ご参考までに、お送りします。福島先生のたってのご要望なので記事にして戴ければ、幸いです。


サビハチノスタケ 子実層の剛毛状組織
美の山採集会の講評で、福島先生からオオミノコフキタケという多孔菌について、特に説明がありました。
これまで、平地で普通に採集され、コフキサルノコシカケとして、紹介されていたものは、ほとんどがオオミノコフキタケという別種であることが最近になって判明したとの説明でした。当日採集されたものも、普段ならコフキサルノコシカケとされたきのこが、実はオオミノコフキタケでした。
特徴の差異をすべて説明するのは、難しいのですが、写真のように、切断面をみると明らかに、コフキサルノコシカケと異なるので(管孔面と殻質が平行になる、コフキサルノコシカケは放射状等)、私もその旨、追加して、皆さんに説明しました。
しかしオオミノコフキタケは、一般の図鑑には、まだほとんど写真が掲載されていないと思います。それで拙い写真ですが、オオミノコフキタケの実写写真3枚を御送りします。ご紹介戴ければ、幸いです。
(以上西田氏よりのメール抜粋)



オオミノコフキタケ オオミノコフキタケ管孔面 オオミノコフキタケ切断面
確認種:確認種:**ヒラタケ科:**ヒラタケ科:トキイロヒラタケ、マツオウジ、シイタケトキイロヒラタケ、マツオウジ、シイタケ

トキイロヒラタケ 撮影 富田 稔**ヌメリガサ科:**ヌメリガサ科:アカヤマタケ、オオヒメノカサアカヤマタケ、オオヒメノカサ**キシメジ科**:カレバキツネタケ、オリーブサカズキタケ、オオイチョウタケ、
ヒロヒダタケ、シロホウライタケsp.sp.、アシグロホウライタケ、オオホウライタケ、
クヌギタケsp.sp.、ダイダイガサ、ダイダイガサ


シロホウライタケ属の一種 撮影 西田 誠之 ダイダイガサ 撮影 富田 稔**テングタケ科**:ツルタケ、バライロツルタケ

バライロツルタケ 撮影 富田 稔**ウラベニガサ科**:ウラベニガサ**ハラタケ科:**ハラタケ科:ハラタケハラタケsp.sp.、ヒメオニタケ、ヒメオニタケ**ヒトヨタケ科:**ヒトヨタケ科:ミヤマザラミノヒトヨタケ、イタチタケミヤマザラミノヒトヨタケ、イタチタケ**フウセンタケ科**:コイムラサキアセタケ?、コバヤシアセタケ、アセタケsp.sp.**チャヒラタケ科:**チャヒラタケ科:クリゲノチャヒラタケ、ニセコナカブリクリゲノチャヒラタケ、ニセコナカブリ**イッポンシメジ科:**イッポンシメジ科:ヒメコンイロイッポンシメジヒメコンイロイッポンシメジ**イグチ科:**イグチ科:アワタケ、クロアザアワタケ、ヌメリニガイグチアワタケ、クロアザアワタケ、ヌメリニガイグチ

ヌメリニガイグチ 撮影 西田 誠之**ベニタケ科:**ベニタケ科:クロハツ、チギレハツタケ、ウコンハツクロハツ、チギレハツタケ、ウコンハツ**ミミナミハタケ科:**ミミナミハタケ科:イタチナミハタケイタチナミハタケ**ウロコタケ科:**ウロコタケ科:モミジウロコタケモミジウロコタケ**サルノコシカケ科**:キアシグロタケ、ヒトクチタケ、シロカイメンタケ、ヒイロタケ
ホウロクタケ、チャカイガラタケ、カワラタケ、ツガサルノコシカケ((赤松赤松))、
ツガサルノコシカケ(桜)、ホウネンタケ**マンネンタケ科:**マンネンタケ科:オオミノコフキタケオオミノコフキタケ**ネンドタケ科:**ネンドタケ科:ネンドタケモドキネンドタケモドキ**腹菌類:**腹菌類:ツチグリ、ヒメカタショウロツチグリ、ヒメカタショウロ**キクラゲ類**:ツノマタタケ、シロキクラゲ、アラゲキクラゲ**ズキンタケ科:**ズキンタケ科:ビョウタケの仲間ビョウタケの仲間**ノボリリュウタケ科**:ナガエノチャワンタケ、クラガタノボリリュウタケ


ナガエノチャワンタケ 撮影 西田 誠之 クラガタノボリリュウタケ 撮影 西田 誠之**チャワンタケ科**:オオチャワンタケ**バッカクキン科:**バッカクキン科:ハナサナギタケ、オサムシタケハナサナギタケ、オサムシタケ

ハナサナギタケ 撮影 富田 稔以上 以上 5757種類種類(報告 富田)(報告 富田)